GALLERY

 

明石 恵の作品の紹介をしているページです。

 

ゆっくりご覧くださいませ♫

 

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目次


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箱入り娘

 

 

 箱入り娘シリーズは、キャンバスに少女の全身がすっぽり入るように描いた作品です。

 

箱に見立てた正方形のキャンバスでは、少女たちが夢見るような表情をしています。

 

私がこのシリーズで表現したかったことは 子供の頃の大切な気持ちです。

 

 

純粋な気持ち 

 

わくわくした気持ち

 

夢を信じる気持ち…

 

 

誰しも小さな頃には持っていた感情を少女像に託して描いています。

 

 

 

 

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お姫様

 

 

 

「プリンセス・シリーズ」は、

 

親しみのある童話をテーマに描いた連作です。

 

白雪姫やシンデレラ、ラプンツェルなど…

 

 

小さなころは、童話から運命の相手との出会いに憧れを抱き、魔法に夢ふくらませました。

 

 

大人になって読み返してみると、

 

物語の運び方やその世界観にまた違った魅力を感じます。

 

 

こどもの頃の甘い憧れと、童話に今感じる不思議な魅力を絵の中に詰め込みました。

 

 

ふるさと秋田の民話「辰子姫」や、

 

埼玉県の民話「見沼弁天」をテーマにした作品もあります。

 

 

 

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夢物語

 

 

 

「こんな夢を見た。」

 

 

この一言からはじまる十編の短編集があります。

 

夏目漱石の著作『夢十夜』です。

 

『夢十夜』のモチーフは、夏目漱石自身の夢。

 

夢ならではのキテレツな展開が楽しい物語です。

 

 

「夢十夜を絵で描いたらどうなるんだろう…」

 

 

そんな思いから描いたのが『夢物語シリーズです。

 

『夢物語シリーズ』のモチーフは、私が見た夢。

 

夢は見る人の心を反映するとも言われます。

 

自分の夢をモチーフにした『夢物語シリーズ』は、私の分身のような作品です。

 

 

 

 

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広島民話巡

 

 

 

「猿候(えんこう)」ってご存じですか?

 

 

広島周辺の地域では、河童のことを猿猴とも呼んでいるそうです。(※諸説あり)

 

広島の猿猴(えんこう)は毛むくじゃら、金物が苦手なんだとか…

 

 

この猿猴(えんこう)は地域に根差したもので、猿猴川があったり、猿猴祭りがあったりします。

 

その地域独特の伝承って外から見ると、とても興味深いですよね。

 

 

「広島民話巡り」は、広島に伝わる民話を描いた作品です。

 

広島には23の市町村がありますが、それぞれ一枚ずつ描きました。

 

 

猿猴の他にも、キツネ界の女ボス「おさん狐」や、天狗に地蔵の話など…

 

 

広島を巡るように民話を楽しんでいただけたら嬉しいです。

 

 

 

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和歌の作品

 

 

美人の代名詞でもある小野小町の和歌に、このようなものがあります。

 

 

「思ひつつ寝ればや人の見えつらむ 夢と知りせば覚めざらましを」

 

 

恋になやむ乙女心を詠んだ和歌です。

 

意味を知ると切なくて共感してしまいます。

 

 

「好きな人のことを考えながら眠ったから夢であなたに会えたのかしら?

夢とわかっていたら、そのまま目覚めなかったのに…」(意訳)

 

 

平安時代の人々も、令和に生きる私たちと同じように恋に悩んでいたことが伝わる一句ですね。

 

 

 時代を超えて共感できる和歌ってすごい芸術ですよね。

 

日本には「万葉集」「古今和歌集」など、素晴らしい和歌がたくさん残されています。

 

 

そんな和歌からイメージを広げて描いた作品を紹介しています。 

 

 

 

 

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蝶の作品

 

 

今まで歩いていたと思うけど、

2ヵ月後には羽が生えて空が飛べますよ。

 

 

と言われたらどう思います?

 

それは無いと思いますよね。

 

人間にとって「大人になったら羽が生える」というのはありえない話です。

 

 

しかし昆虫の世界では、芋虫から蛹、成虫へと変化する虫がたくさんいます。

 

 

その中でも美しく変化する虫は蝶だと思っています。

 

 

輝く鱗粉をふりまきながら空を舞う姿は優雅そのものです。

 

芋虫の姿は仮の姿で、花々の間を舞う姿「これが本当の自分の姿」とでも主張しているようです。

 

 

そういう蝶を見ると、「私も羽化したい(?)」と思うんですよね。

 

共感してくださる方いらっしゃいますでしょうか…

 

 

蝶の羽は、美しさと自由の象徴と捉えています。

 

特別な意味を持つ羽を表現するために、絵の中では金箔や貝を使っています。

 

 

大人になることや、変身願望など…様々な思いを蝶に重ねて描いた作品を紹介します。

 

 

 

 

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月の作品

 

 

夜が好きです。

 

夜中に絵を描いていると、

 

「このまま太陽が昇らなければいいのに…」

 

と思うことが多々あります。

 

好きなことして夜更かししているとき、皆様も同じように思いませんか?

 

月が輝く時間は、私にとっての幸せです。

 

 

また、古来より人間は 月の光から特別な力を感じていたようです。

 

満月には狼人間になってしまったり、月国の姫が竹の中から見つかったり…

 

月の物語がたくさん伝えられています。

 

 

闇夜にぽっかり浮かぶ月は神秘的です。

 

夜に活動したくなるのは、月に影響されているためなのかもしれません。

 

 

ここでは月から着想した作品たちを紹介します。

 

 

この作品を見た人にも月の魔法がかかりますように…

 

 

 

 

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占いの作品

 

平安時代のある姉妹の話です。

 

「高い山に登りって着物の月と日を入れて、

3つの橘の実のついた枝を置いている夢を見たんだけど、どういう意味かしら?」

 

「それは悪い夢だから売った方いいわよ。私が買ってあげるわ。

その代わりに鏡と着物をあげるわ。」

 

「ありがとう!」

 

これは『曾我物語』に描かれている北条政子の夢買いの逸話です。

 

実は妹が見た夢は良い夢で、

 

北条政子が妹をだまして夢を自分のものにしました。

 

その後、北条政子は出世していきます。

 

 

今も夢占いはありますが、昔から夢は神からのメッセージとして大事にされていました。

 

月・虹・鳩・りんごなど…

 

夢占いで吉兆と呼ばれるモチーフと少女を組み合わせた作品を紹介します。

 

 

 

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江戸川乱歩の作品

 

 

江戸川乱歩は明治から昭和の時代に活躍した推理小説の作家です。

日本のミステリー小説の元祖といっても過言ではありません。

 

池袋には、亡くなる前に江戸川乱歩が住んでいた

旧江戸川乱歩邸があります。

 

 

たくさんの本がぎっしりと並ぶ蔵や、

江戸川乱歩の使用していた眼鏡、

生々しい直筆の原稿…

 

乱歩の息遣いをリアルに感じられる空間です。

 

 

池袋のアートイベントに参加した時に、

江戸川乱歩の作品から着想して絵を出品しようという運びになりました。

 

 

そこで初めて江戸川乱歩の作品を読んで、衝撃。

 

人間の負の側面をいろんな切り口で幻想怪奇な作品にされています。

(※個人的感想です。)

 

ここでは江戸川乱歩の作品に影響されて描いた作品を紹介します。

 

代表作の一つ『パノラマ島奇談』をモチーフにいつか絵を描きたい…。

 

 

 

 

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翼の作品

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扇子の作品

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作品をご覧いただきありがとうございます!

 

経歴のページでは、明石恵の経歴や過去の展覧会を紹介しております。

 

こちらもご覧いただけると嬉しいです♫


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