今日も元気に生きてます。
大学に入る前、新宿美術学院という予備校に通っていました。そこには絵のうまい人が何人もいて、秋田の田舎から出てきた私には驚くことばかりでした。
うまい絵を描いている人の描き方を観察していると(絵がうまくなりたかったので…ガン見!!)、色の作り方がめちゃくちゃ早いしうまい。
ちょちょちょ~とパレットで絵の具を混ぜて、出来上がった色をペッとカンバスに置いていきます。そうするといつの間にか、パズルが組み上がっていくように絵が完成していました。
これが才能なのかー---!!!!と思ってました。
私はというと、目的の色を作れないので様々な絵の具を混ぜては失敗し、重ねてみたり、かすかすさせてみたり…ひどかったです。
それは今も変わってません。
「color-色彩・配色・混色-美しい配色と混色のテクニックをマスターする」を読んで、自分に足りなかった考えがあることに気がつきました。
(というか足りないモノしかないかも😿)
色には「明度・彩度・色相」があります。
明度は明るさの程度
彩度は発色の程度
色相は色味の種類
この3つの要素を理解していれば目的の色をつくることができます。
本の中ではこれを理解するための「実践」があります。
明度を理解するための実践では「明度環」を作成しました。そしてその明度環を使って、身の回りの色がどの明度かを調べます。
簡単にいうと、目的の色を白黒にしたら、どのくらいの濃さのグレーになるか、ということです。それを感覚的に理解することが大事なんですよね。何色か試しに明度を調べてみて、この感覚なかったなあと驚きました。
色相環を使って身の回りの色の色相を調べる実践もありましたが、これもかなり勉強になります。私、微妙な色がどの色相か直感的にわかってなかったんですよね。
今まで色相環や明度、彩度のことも知識としては知っていたつもりだったけれど、使いこなすまで感覚的にわかってなかったことがすごくよくわかりました。そして絵の具を使う実践は楽しいです♫
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