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混色の勉強

今日も元気に生きてます。

 

「color-色彩・配色・混色-美しい配色と混色のテクニックをマスターする」を読みながら色彩の勉強を続けてます。

 

本の中の実践編に、ひとつのデザインを明度や彩度を変えて模写するというものがあります。

↑の画像は実際に描いてみたものです。(黄色の数字はわかりやすくするためにパソコンで後からつけたもの。)

 

 

1もとのデザイン画を貼った場所

 

2もとのデザイン画の色を再現した場所

 

3元の色の補色で描いた場所

 

4元の色の反対明度で描いた場所

 

5元の色の反対彩度で描いた場所

 

6元の色を再現した場所

 

自分で作成した色相環・明度環・彩度環を頼りに混色をしていきます。

 

デザイン画はウィリアム・モリスの「イチゴ泥棒」を選びました。

 

実践を通して、以前よりも混色が楽にできるようになりました。目的の色が決まっていたら、色相と彩度と明度を順番に決めていけばいいと考えられるようになり、無駄がなくなりました。

 

また、今までの制作の中で、「彩度」に対する考えが足りなかったんだなあ~と気が付きました。

 

絵を描く前の構成を考える段階で、コントラストや色の対比は決めていましたが、彩度をどうするかあまり配慮してませんでした…。

 

 


 

混色が上達したし、絵描くのはやくなったかもと思い、人物を描いてみました。

 

結果、混色はできるが目的の色がわからない場合は余計な手数が減らない。というような感じです。

 

写真をもとにして絵を描く場合でも、写真をそのまま再現する場合は無いです。なので制作中の目的の色がはっきりしていないと、時間かかっちゃうんだなあ。

 

余計な手数を重ねると、そこだけ妙に絵の具が厚塗りになってしまうので良くないんですよね。個人的にもっとあっさりした仕上がりにしたい。

 

最初の下絵の段階で、色相と明度と彩度のイメージ、絵の中でどれだけモチーフの立体感を出すかを決めるといいのかな…

 

また、今まで無条件に目立たないタッチが良いなと思っていたけれど、そういうもんでもないな~とか。

 

理想と現実のギャップがあり過ぎて、私このまま死ぬまで下手なのかと絶望する今日この頃です。

 

けど、何か知ろうとすることで確実に何かを知ることは出来ているし、あきらめないで生きます。